人気ブログランキング | 話題のタグを見る

電磁波過敏症

「電磁波過敏症」です、という患者さんが紹介で受診されました。
あまり聞きなれない病名ですが、微弱な電波や電気により目、
皮膚、神経に症状があらわれ、悪化すると呼吸困難や動悸、
めまいや吐き気など様々な症状が出るようです。

歯科の治療器具や、レントゲンなどでも反応する可能性があるというので、
超音波装置や、電気エンジン(モータ)など少し離して作動させ、テストしながら、
反応がないか確認して、慎重に治療を進めてみました。

やや時間はかかりましたが、無事にあと少しで終了することができそうです。

# by siodent | 2009-11-22 23:07

日本口腔インプラント学会

9月25~27日大阪で開催された日本口腔インプラント学会に出席してきました。長野と違い日中は気温30℃を超える暑さでした。
会場は中之島の国際会議場で、特に今回は<インプラント治療の安心・安全>についての特別テーマがありました。
インプラントの治療をする前提として、CT撮影は必須の時代になりました。術前に内部の骨状態の確認や、治療シュミレーションが可能になり、安全性や確実性が格段に向上しています。
コンピューターの活用法等についても、情報を種々仕入れることができました。

# by siodent | 2009-10-05 14:56

かみ合わせと歯の痛み

かみ合わせで歯が痛い?

むし歯もなく、歯の根にも異常がないのに、
冷たい水がしみたり、
歯に痛みを感じることがあります。

むし歯などが原因の痛みではないかと、患者さんが来院され、
検査や、レントゲン撮影を行っても問題が発見できないことがあります。

原因は、微妙なかみ合わせのズレが関係していることがあります。

ほんのわずかのズレなので、自分では意識できないのですが、
不整を調整して,力の過大なかかり方を適正なバランスに整えてやります。

過剰な負担が軽減できると、痛みも嘘のように消えます。

ただしかみ合わせの調整と称して、
広範囲に歯をどんどん削ってしまう治療法は問題があります。

歯の本来の形態が失われてしまうのみならず、
かみ合わせの高さまでが大きく変わってしまい、
どこで噛んでよいか分からなくなって、
神経症状まで訴え、来院される方もおられます。

かみ合わせの調整は、多くの場合歯をゆする方向への力を軽減するように行います。

1回で行わずに経過を見ながら少しづつ、
慎重に行う必要があります。

# by siodent | 2009-09-21 22:45

インプラントフォーラム

インプラントの特に審美に関してのフォーラムに参加してきました。

歯を失うと元あった歯槽骨は急速に吸収するために、そこにインプラントを植立できても、
歯茎のレベルが下がり、歯肉の厚さが不足し、どうしても自分の歯と歯茎との差が出てしまいます。

これまでの、<インプラントが植立でき、機能できればOK>から、<見た目も周囲の天然歯と調和のとれたインプラント>が求められるようになってきました。

骨造成、軟組織移植、さまざまなインプラント体の選択法など勉強してきました。

帰りに大丸デパートに寄り<干しくちこ>を買ってきました。
なまこの卵巣を集めたもの、珍味です。
おかげで電車に乗り遅れ、せっかく割安で買ったJRチケットを無駄にしてしまいました。

# by siodent | 2009-08-15 08:57

勉強会

水曜日、勉強会で当番発表しました。

PRGF研修会の詳細と症例についての報告をしました。
この勉強会は、もうすでに25年ほど続いています。

我々開業医は、目新しい新奇な技術・材料にすぐに飛びついたり、
定評の定まらない治療法に、安易に飛びつくことは慎まねばなりません。

しかし、知識の習得は絶えず積み重ねばなりません。
そのバランスが大切です。

診療終了後、夕食を5分で済ませ、飛び出し、
19時から23時まで勉強会です。

# by siodent | 2009-06-22 07:26