カテゴリ:機械・設備( 7 )

新しい滅菌システム

こんにちは、院長の泰輔です。

先日当院で新しい機械を導入しましたので、ご紹介いたします。

一番奥の流しの横に設置された、シロナ社のDACシステムという滅菌機です。

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これは、歯や補綴物(被せ物や、入れ歯など)を削る
タービンやエンジンと呼ばれる器具専用の滅菌機です。

タービンやエンジンは、歯などを削るバーを高速回転させる、
歯科医院では欠かせない道具です。
軸が少しでもぶれたりすると使い物にならないため、すごく繊細なものです。
通常の高圧蒸気滅菌機でも滅菌は可能で、当院でも今まではそうしてきましたが、
寿命がすぐ縮まってしまうという欠点があります。
しかも、このタービン・エンジンは滅菌の他にも注油をして空回しする、という
別のメインテナンスも毎度必要で、すっごく手がかかるのです。

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寿命が短い消耗品、と割り切れればもちろん話は簡単なのですが、
これ一本一本がすごく高価で、そう簡単に割り切れないのです(^_^;)

なので、滅菌せずにいる歯科医院も多く存在します。

しかし、当院は患者さん毎にきちんと清潔な器具を使いたい、
というこだわりがあるため、タービン・エンジンの寿命を縮めずに、
滅菌するには何を導入するか、ということをずっと検討してきました。

その結果、たどり着いたのがこのDACシステムです。

滅菌の仕組みは高圧蒸気滅菌なのですが、この機械のすごいところは
洗浄→注油・空回し→滅菌→乾燥の工程をすべて全自動で行ってくれるのです。

注油・空回しを人の手で行った時の「ムラ」や、滅菌後の乾燥過程で
タービン・エンジンの寿命が縮まると言われているため、
これが全自動で最適に行われることで、長持ちすることになるのです。

もちろんこの機械も高価ではあるのですが、長い目で見ると
いい買い物したな、と思っています。

セントラル歯科 矯正歯科クリニック
http://centraldc.racms.jp/
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by siodent | 2015-10-24 12:26 | 機械・設備

Er:YAGレーザー

こんにちは、矯正担当医の壽子です。

今回のブログも当院の誇る診療設備について1つご紹介します。

診療室の片隅に普段は並んでいますが、必要なときに運ばれてくる凄いヤツ!
morita社のEr:YAGレーザーです。(エルビウムヤグレーザーと読みます)

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このレーザーは、厚生労働省が
日本で唯一「虫歯治療に使うことを認可したレーザー」なんです!

歯科医院で使用されているレーザーは、何種類かあります。
「半導体レーザー」「CO2レーザー」「ネオジウムヤグレーザー」などが多く用いられており、
それぞれ波長が違うため、使用できる得意分野が異なります。

この、Er:YAGレーザーは、非常に応用範囲が広いことも特徴で、
軽度の虫歯治療、歯石除去、オペ後の止血、オペ後の血行・回復促進
インプラント周囲の消毒・消炎、口内炎の緩和、歯肉のメラニン除去、などに使用できます。

他では、半導体レーザーなども使用範囲が広く、比較的安価だったため
歯科医院の間で一時期ブームになりました。
しかし、レーザー光線が体の深いところまで到達してしまうことで、腐骨の発生や深部神経の損傷などの
副作用が報告されたため、最近ではあまり好んでは用いられなくなりました。

Er:YAGレーザー応用の例がこのシートの裏表に書いてあり、出力モードと先端のチップを
その状況に合わせて選び、使用します。
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先端のチップも何種類もあり、個別で滅菌して使用しています。
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ただ・・・、このたくさんのモードの中で国が
「保険診療として算定してよい」と認めているのは軽度の虫歯治療だけです。
しかも、適応できる虫歯はある程度限定されるうえに、その点数も微々たるものなので、
保険での虫歯治療のためにこのレーザーを買う、という歯医者はまずいません。

なぜなら・・・、この装置一台ウン百万円するのです。しかも、定期的な機械の
メインテナンスにも維持費がかかります。
なので、微々たる保険点数のために購入しても、歯科医院は大赤字になってしまうのです。

しかし、応用範囲は数あるレーザーの中でも最も広く、さらに人体への安全性は国のお墨付きなので、
当院では、採算度外視でさまざまな場面で使用しています。

一番みなさんに身近で驚かれるのが、「口内炎」の治療です。
口内炎になっている歯肉または舌の表面を、蒸散させ、その痛みを和らげます。

ただし、これは当院へ治療にみえた患者さまへの完全なサービスとして行っていますので、
これだけを目的としての受診はお断りいたしておりますので、ご了承ください。


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by siodent | 2014-08-08 13:44 | 機械・設備

フリーアーム”アルテオ”

こんにちは、矯正担当医の壽子です。

今日は当院の誇る機械・設備の一部をご紹介します。

今回ご紹介するのは、良く患者さんからも「これなんですか??」と聞かれる、
ユニットの横に設置してある大きな機械”フリーアーム・アルテオ”です。

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これは、「口腔外バキューム」と呼ばれる機械です。

虫歯の治療で歯を削っている時、かぶせ物の金属を削っている時、入れ歯を調整している時など、
歯科医院の日常診療では、目に見えない微細な切削編がたくさん出て空気中に飛散します。
口腔外バキュームは、空気中のこういった飛沫を強力に吸引する装置です。

院内での感染対策や、患者さんはもちろん、スタッフの健康管理のためにも、
歯科医院には欠かせない機械であると考えています。

当院では、最高峰のメーカー「東京技研」さんのものを導入しています。
口腔外バキュームには、可動式や、設置式など様々ありますが、
メーカー、型式によってパワーに差があります。
当院のものは、設置式のアルテオで、その吸引力は世界最高峰です。
この設置式のものを、5台のユニットすべてに設置しています。

可動式となぜパワーが違うかというと。。。

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当院のバックヤードにある、完全防音の秘密の部屋、通称「機械室」の中に

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こんなに大きい吸引器が隠されているからです。
パワーが他とは全く違います。

この、口腔外バキュームは、歯科診療には欠かせないもの、と書きましたが、
一方で、日本では口腔外バキュームを保有していない歯科医院もまだまだ数多くあります。
また、保有していたとしても、予算の関係上から、一台だけ可動式のものがある、
というところもたくさんあります。
当院で尋ねられる方も、「初めて見ました!」とおっしゃることが多いです。

すべてのユニットに設置している歯科医院は、珍しいのではないかと自負しております。

治療中や、かぶせ物、義歯などの調整中に横で「ゴオォ―――!!」と音がしますので、
「ちょっとうるさいなあ」と思われるかもしれませんが、
清潔さ、快適性、それからみなさまの健康管理に配慮して設置してありますので、
どうぞご容赦ください。



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by siodent | 2014-06-12 16:51 | 機械・設備

インビザラインの導入

こんばんは。
矯正担当医の壽子です。

かねてより興味のあった、マウスピース矯正の導入のため、
先日講習を受けてきました。

今回導入するのは、アラインテクノロジー社のインビザラインというシステムです。

大学にいたころも、治療後の後戻りなど、部分的に歯を動かすのに
マウスピース矯正は良く用いていましたが、
最初から最後までマウスピースをメインの装置として使用するには、
装置を使う上での注意事項や、考え方も通常の治療とは少し異なりますので、
しっかり勉強してきました!

日本でも、「目立たない装置」としてマウスピース矯正は多く用いられるようになり、
何社・何種類も製品が出ています。

その中で今回インビザラインをまず導入したのは、
この製品は矯正の経験がある程度豊富なドクター向けであり、
矯正専門医の諸先輩方も導入されているからです。

5年以上の矯正臨床の経験、かつ大学やそれに準じた施設での矯正治療の研修経験が
ある先生で無いと、このインビザラインシステムは導入できないようになっています。
(矯正専門でない開業医の先生が、少し講習を受けただけでも導入できる
マウスピース矯正のシステムは実はかなりたくさんあります。)

以前はマウスピース矯正というと、症例の選択範囲はかなり限られていましたが、
近年重度の症例でも対応できるようになってきているようです。

講習会で提示された、詳しい治療例なども興味深いものでした。
また、クリンチェックというかなり詳細な専用ソフトウェアを使用しており、
ドクターによるこだわりの違いや、患者さんの要望などにも応えやすくなるようです。

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今後も、適応症をさらに広げられるよう、勉強していきたいと思います。
マウスピース矯正に興味のある方は、どうぞお問い合わせください。

おまけ↓

講習会のあった有楽町は、イルミネーションがとってもきれいでした。
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by siodent | 2013-11-25 20:39 | 機械・設備

お子様用の・・・

こんにちは、矯正担当医の壽子です。

おかげさまで、小さいお子様と一緒に来院される方が少しずつ増えてきたので、
トイレにキッズ用の補助便座を用意しました♪

男女の個室にそれぞれ一個ずつ置いてあります(*^。^*)
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こんな風にして使います↓
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くまちゃん柄で、取っ手もついてて、すごくかわいいです☆
お子様のトイレトレーニングにぜひお役立てください。

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by siodent | 2013-05-24 13:19 | 機械・設備

新しい機械を導入しました ①

<ダイアグノデント>
 
 虫歯の診断には、視診(目で見る)・触診(探針と呼ばれる細い器具で確認)・レントゲンによる診断などがあります。しかし、深い溝の中や歯と歯の間などは視診や触診だけではわからないことも多く、レントゲンではある程度の大きさにならないと判断が難しいです。
 また。虫歯は削って治療をしないと治らないと言われていましたが、最近はごく初期の虫歯は削らない方がいいことが分かってきました。

  そこで、今回導入した”ダイアグノデント”
   ・痛くない
      レーザーで検査するので、痛みもなく歯に優しい
   ・数値で表示
      虫歯の大きさを数値化するので客観的に見ることができ、患者さんにも分かりやすい
   ・高い検出率
      深い溝の中や歯と歯の間などレントゲンで分からない虫歯も診断できます
       (検出率 25%から90%に向上) 

 日常の診療はもちろん、定期健診時にも活用しています。
早期発見できるので虫歯が小さいうちに治療ができ、初期虫歯の削るべきか予防しながら経過観察とするかの判断も明確にできるようになりました。
数字で表示されるので、わかりやすく患者さんも納得されています。
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by siodent | 2012-05-16 04:07 | 機械・設備

セレック システム

新しいシステムを導入しました
セレック3DというCAD/CAMシステムです。

今までの歯科の修復治療は、さまざまな段階を経て作られていました。
まず、治療する歯の型をとり、石膏を流し込み模型を作ります。
その模型を元に、歯科技工士さんが技工物(被せたり、つめたりするもの)を作成するのです。
しかし精度の高い技工物を作成するには、さまざまな誤差との戦いがあります。

型取りの段階(型取り材料の変形やひずみ)
石膏模型の誤差(石膏の硬化時の膨張、混水比による変化)
かみ合わせ記録材料の誤差や変形
使用するワックスの膨張収縮
鋳造による金属の加熱膨張、冷却収縮
セラミック材料では、焼結時の収縮

などなど数えればきりのない要因が、製作物の精度に影響します。
これらの誤差を技工士の”職人技”でカバーしていたわけです。

今回導入したセレックシステムは全く異なる発想から生れたものです。

治療する歯の型を光学的に読み取り、
コンピュータ上で3次元データを作成し、技工物を設計します。(CAD)
そのデータを加工センターに送り、材料ブロックから直接削りだして作成します。(CAM)

研究開発の段階からすると約20年ほど経過していますが、
実績、精度がこの5年で飛躍的に向上してきました。

材料ブロックは緻密、均質で、強度、組成などのクオリティーが保証されている。
高い精度が得られる。
いたずらに硬いだけでは、かえってかみ合う相手の歯を磨耗させてしまうが、適度の軟らかさを持っている。
金属アレルギーの心配がない、
変質、変色がなく、長期間安定している。
天然の歯に近い透明感がある。
1日で型取りから最終装着まで終えることが可能。
従来のセラミック治療に比べ、コストを抑えられる(約半額以下)
などメリットがあります。

ただし、材料がセラミックであるので保険治療でない、
ある程度のセラミック厚さが必要で、歯の状態やかみ合わせの条件によっては治療できない場合がある。
さらに自然な歯に近づけるには、色合いや色の変化などの追加処置が必要となる。
など制約もあります。

導入1ヶ月ですが、多くの方に興味を持っていただき、実際に治療しましたが、
精度の高さには感心しています。
入れた方にも非常に満足いただいております。
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by siodent | 2011-04-30 19:23 | 機械・設備